価値曲線について【WiFiルーター比較】

マーケティングフレームワークの中で、最近、便利だな~と感じているのが、

【価値曲線】です。

事業計画や事業戦略系、ブルーオーシャン戦略系の書籍などで見てはいたものの、あまり業務などで積極的には利用していませんでした。

ただここ最近は、同じようなサービスなどが多くなってきていることもあり、そこから、どんな新しい商品・サービスを考えることで、他と差別化できるのかを考えるときに便利だなと感じています。

ポジショニングを考える際に参考になると思い、自分なりの価値曲線を作成してみました。

 

WiFiルータでみる「価値曲線」

まず同じような商品としてWiFiルーターでやってみました。コロナの影響でテレワークが推奨される中、WiFiルーターを支給されてネット接続されている方も多いかと思います。

よく見てみる、大手3キャリアの回線を利用して、大手メーカーの端末を利用しているため、サービス会社の各社で、商品自体には大きな違いはないのかな?と思います。

PCなど同じような型番商品に近いと思います。

まずは、各社サービスの価値評価項目を取り出し、スコア付けて表を作成してみました。

【WiFiルーター 各社の価値評価リスト】

サービス名価格 通信容量支払方法プランの選択肢違約金端末スペック海外でも利用可
NEXT mobile3343331
どんなときもWIFi2342333
縛りなしWIFi4333331
限界突破WiFi4334423
ZEUS WiFi5344513
ギガゴリWiFi3353433
THE WiFi4344533
GOM WiMAX4334351

【WiFiルーター 各社の価値曲線】

考察

各社、商品自体に大きな差が無いとは言え、細かい点では違いを出しています。

まずは「通信容量」については、各社で大きな違いはなく通信容量無制限をうたっています。

これに対して、「価格」「支払方法」「違約金」「端末スペック」で、バラツキがあります。

特に訴求力があるのは「価格」と「違約金」だと思います。

商品自体で、大きな差を生み出しにくいというサービス特性から、お客が選択する際に、一番重要な選択ポイントは、価格になるかと思います。

そこで、「価格」と「違約金」が大きなポイントになるのではと考えます。

そうなってくると、上記の2点で各社を見ていくと、以下となります。

価格について

価格面で強みがあるのは、「ZEUS WiFi」になります。

単純に、月額の料金が安いという点が訴求になります。ただスマホの料金体系もそうですが、WiFiルーターも分かりにくいと思いました。

このあたりは通信業界全体に言えるのかもしれません。価格面の訴求力は、とにかくシンプルにすることが重要だと思います。複雑で、一瞬「???」と考えさせるものだと、安いんだか高いんだか分からないと思いました。

違約金について

違約金では、「ZEUS WiFi」と「THE WiFi」の2社が、他社と比較して強みがあると感じました。

違約金については、スマホの縛りなんかと一緒で、シンプルで安いことが重要かと思います。とにかく、複雑で分かりづらい。そもそも更新月とかいう制度が、顧客目線ではない、大手通信キャリアの都合での制度だと思います。

解約させないための制度として、いつの間にかできて、今では当たり前になっているものですが、とにかく面倒ですね。

いろいろとビジネス上のこともあるため、最低契約期間というものは、事前の同意のうえであれば良いと思うのですが、それを過ぎたら自由に解約できるのが本来の契約自由の原則だと思います。更新月なんか覚えていられないですからね。そこまで個人の経済活動を制約するだけの根拠は、通信会社にないと思うのが個人的な見解ですが・・・

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